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子ども撮影に最適なレンズは?

こんにちは。映像クリエイターのDAISUKE KOBAYASHIです。

子どもを撮影するサービスメメントを本格的にはじめていくにあたって、自分にとって最適でベストなレンズはどれか?と考えています。

…というのも、先日友人家族(まだ生まれて2ヶ月も経っていない赤ちゃん)を撮影させていただいたり、自身の子ども(約8ヶ月)を撮影したりしているなかで、今手持ちのレンズでできることやできないこと、そして向き不向きがあるなとひしひしと感じたため、そのために新しくレンズを購入する必要があるなと思ったからです。

先日の撮影では、カメラはα7SIIIに「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」と、α7Ⅳに「FE 20mm F1.8 G」を装着してみました。

ほとんど55mmばかりを使っていましたが、まぁこれ一本でも問題ないよねってレベルの写りをしてくれ、相変わらずコスパに優れた素晴らしいレンズだと感じました。

どうですかこの質感。この質感で撮れ、レンズは小さく軽く、そして10万円以下で買えてしまうという最高のレンズです。

しかし!実は痒いところに手が届かないレンズでもあるのです。

というのも、このレンズの最大の弱点だと感じることはなんと言っても寄れないこと。

撮影最短距離はなんと50cm。全く寄れません。

なのでちょっと離れてポートレート撮影なんかだったら問題ありませんが、子ども撮影時においては結構寄りたいシチュエーションって多くあるため(手とか足のクローズショットとか)、寄れないことが結構ストレスになります。

そして次に55mmという画角。

この55mmという画角は50mmでは表現しきれない表現ができるため、実は大きな武器でもあるのですが、子ども撮影時においてはそれが仇となることもあります。

どういうことかというと、自宅の部屋の中で撮ったりすることもあるため、55mmだと画が近すぎるのです。

結構いい感じに見えるこの写真。でもこの画角で撮るために、結構後ろに下がっているし、子どもが乗っている椅子自体も思いっり後ろに下げています。

要はスナップ写真的に撮るには狭すぎることが多く、良い構図で撮れるように仕組まなければいけないのです。子どもを撮影する時は、ある意味一瞬しかありませんので、そうした構図を練っている時間が非常に勿体ないのです。

また、後ろに下がらなければいけないということは、被写体となる子どもや家族の方とも必要以上に距離が空いてしまい、これによってかなりコミュニケーションが取りにくくなります。なんというかコミュニケーションが不自然になってしまう。

構図に限らずこの距離感もいただけないのです。

そんなことを理由にどんなレンズが最適か?と考えてみたところ、ひとつの答えに行き着くことができました。

「ZEISS Batis 2/40 CF」というレンズです。

実はこのレンズ、40歳になった時に買おうか迷っていたレンズでして(その時はVoigtlander40mmを買いました)、そもそも気になってはいたのです。

Fujifilm X100Fを使って子どもを頻繁にスナップしていることもあり、35mmが良いかな〜なんて感じていましたが、もう少し画角が狭ければドラマティックになるのに…と感じることも多く、なら40mmだろってことでこれが候補にあがりました。

撮影最短距離も25cmほどとそこそこ寄れるし、部屋の中でも良い距離感で撮れる。そんなレンズなので今購入を考えているというそんな話でした。

子どもが動くようになったら20mmも大活躍してくれるでしょうね。 とにかく寄れる!

クロップ機能を使ったら30mmにもなるので、Batisとの二本持ちで20、30、40、60で攻められますね。

広角は20mm、標準は40mmで決まりか?

購入を震えて待て。