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イベント時にドローンを飛ばすための国土交通省の許可申請は大変でした

ドローンが世の中の人に一般的に理解されるようになって2年ぐらいでしょうか…
それ以来、テレビでもウェブでも、ドローンカットが使われるのが当たり前となりましたが、それと同時に今までなかった新しいドローンの規制が生まれてきました。

その中でも最近かかった規制で厳しくなったのはイベント時の空撮ではないかなと感じています。

国土交通省

岐阜県大垣市のとあるイベントでドローンを飛ばした際に起きたトラブルが発端となって厳しい規制がかかってしまいました。

ドローンでお菓子投げって発想が超ださく、それによってドローンが持っていた可能性を大きく規制してしまったこの事故は、ボクは非常に罪だと思ってます。
まあそうは言っても規制がかかってしまうのは時間の問題だったのかもしれませんが…

それで、イベント時にドローンをもうすぐ飛ばすんですが、それの許可を取るまでが本当に厳しかったので紹介しておきます。これからイベント時にドローンを飛ばす人の参考のためにも。

人に近づいての撮影は無理

まず、いかのようなルールが最低条件となります。

Enigamid 2018 08 09 10 01 31
国土交通省

なので、人の近くを撮影するのはほぼ無理です…というか無理なのかな。
何十メートルと規制がかかってきますからね。

ちょっと前の規制だと、ある程度は人の上空を飛ばせるようなルールでしたが、この規制がかかってからは無理となってしまいました。

それ以降のイベント映像を見ていると、全く近くを飛ばせていないのが確認出来ます。
というか、もはやイベントではあまり飛ばしてない印象すら感じてます。←この辺りはどうなんでしょうね?詳しい人がいたらコメントお願いします!

許可が降りるまで一月半

二週間もあれば許可が降りるかなと思っていましたが甘かった…
なんと一月半かかりました。

というのも、ボクも今回イベント時に飛ばす際の申請は初めてでしたので、戸惑いながらの申請でしたし、とにかく国土交通省のレスポンスに時間がかかるため、コレぐらいの期間がかかりました。

DSC02128

申請はDIPSから

国土交通省への申請はDIPSというサイトから出来るようになりました。
ドローン情報基盤システム

これによってぐっと申請が楽にはなったのですが、向こうもきっと相当な数の申請があり、それをこなしていると思われるため、返信に時間がかかることが多々あります。返信まで一週間以上の場合もよくあります。

今回もそんなやり取りを5回程度やり取りして結果、約一ヶ月半という月日がかかりました。

プロペラガード必須です

あと、プロペラガードが必須になります。
なしでも申請可能でしたが、ロープを付けて飛ばさきゃいけないとかそんなルールが課されるので、現実的に飛ばすのであればプロペラガード装着が間違いないと思います。

ボクもそのために購入しました。

飛ばしてきます

一先ずボクは許可は取れましたが、風が強いエリアですし、台風が近づいてきているということで…また、飛ばせれたとしても、あまりにも距離があるために飛ばしても画にならない可能性もあるため、結局撮り損飛ばし損になってしまうかもですね。

ボクは今回、色々と調べたり国土交通省とやり取りをすることでなんとか苦労して取ることが出来ましたので、とても良い経験として捉えていますが、これから許可を取る人は時間や手間など、ある程度覚悟しておいたほうが良いでしょうね。

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