オンラインショップ “Anytime Anywhere.”

ボクは子どもの頃から何かを作らずにはいられなかった。落書きからはじまりミニ四駆やプラモデル、絵を描くのも大好きだったので漫画を描いてみたりもした。パンクにのめり込んだ10代の頃にはDIYという精神を知ったことも相まって、シルクスクリーンでTシャツをプリントしてみたり、あらゆる服を自分のお気に入りのサイズに直してみたり。とにかく「既製品」ではどこか納得がいかず、いつも自分で手を加えなければ気が済まない性格だった。そして20代の頃には自分でTシャツのパターンをデザインし、こだわりの生地でリリースしてみたいと考えるようになった。

それから20年以上の年月が経った。いつからかファッションには興味がなくなり、Tシャツを作りたいと考えていた事もすっかりと忘れていた。しかし気づけば時代は個人の時代へと突入をした。誰でも簡単にメーカーになれる時代になり、それを誰かに届けることが容易になった。そんなモノが溢れている時代に自分が一体何を作るべきだろう?作る意味があるのだろうか?と考えた結果、決して使い捨てにはならない、いつでもどこでも持ち歩いて、長くにわたって使い続けられるモノをリリースしてみようと考えたのだ。

フラットな昨今、たとえ時代が進み溶けようともタフでユニバーサルなモノを。そして「いつでもどこでも」がコンセプトのオンラインショップの登場です。これは大量生産や崩れた社会保障に対してのボクなりの表現でもあるのだ!Cradle to grave!

オンラインショップ:Anytime Anywhere.