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YouTube収益化しているけど、広告はオフにすることにした

徳島県で映像クリエイターとして活動をしている、DAISUKE KOBAYASHIです🗞

インターネットで何かを調べている時にふと疑問に思うことがある。広告だらけの情報、一体誰が信じるんだと。

広告がペタペタと当たり前に貼り付けられている昨今、それに違和感を感じることや疑うことすらなくなってしまった方々も多いと思うのですが、これボクは異常だと思うんです。行き過ぎた消費社会の末だと思うのです。

インターネット広告ビジネスの文脈を、ボクははっきりと理解はできていませんが、インターネット広告ビジネスといえばGoogle。スポンサーには検索エンジンのトップに広告を表示させる仕組みですね。

で、それを2003年あたりからAdSenseと言われる、企業ではない一般のサイトを持っている個人にも貼り付けることができるようになった広告が登場。

AdSenseによってブロガーが爆発的に増え(広告収入が得られるから)、それが20年後の2023年にはYouTubeへとステージが変わったというところでしょうか。

世の中…というか日本なんかの消費社会国家ではインターネットに限らず広告で消費を促し、それで経済を回して企業らは売上を伸ばして成り立たせていると思いますが(企業がかける広告費を見たら驚きますよ!)、もうこの動きはいい加減行き過ぎかなと感じていまして…うん十年も前から言われてることでもありますので今更って感じでもありますが…

ボクがこの消費社会に違和感を感じているのは今に始まったことではありませんが、案件YouTuberしかり、InstagramなどのSNSを使ったインフルエンサーという存在がピラミッドの裾の尾まで広まってしまった昨今、ボク個人はもういい加減この消費社会とは徹底的に距離を置くべきだと思いましてこんな事を書いているのです。

とはいっても何も広告の存在を否定しているわけではない!というのと、消費社会を否定しているわけではないのであしからず!

ボクも必要であれば広告を出稿しますし、必要であれば消費もします。Amazonで買い物もしていますし、先日はメガネ屋さんのJinsで老眼鏡を買いましたし。

ただ、それらはもう行き過ぎ!という話です。消費を促すのではなく、消費をしないように促す広告やメディアがあっても良いわけじゃないですか。それらが一切ありませんからね。異常です。

 

インターネットで調べ物をしようものなら、もう広告の山。

企業がはじめたオウンドメディア、個人ではじめたブログメディア、どんなサイトを見ても、サイトの情報とは全く関係のない広告ばかりが貼り付けられています。

こんなにも関係のない広告ばかりが貼り付けられていたら、見ている人たちは中に載っている情報など全く信用できなさそうなモノですが、おそらくそれら広告とは全く関係なく、ただ載っている情報を信じてしまうのでしょう。誰でも書き込めるインターネットは偏った情報を調べられる性質がありますからね。

ちなみにボクは広告が貼り付けられているサイトなどは基本的には信じていませんので、できる限り見ないようにしています。でもブロガーなんかの忖度なく完全に主観で書かれているサイトは大好物です(笑)しかしそんなサイトも2013年あたりからのオウンドメディアの登場、Google検索エンジンの変革などのあおりを受けて激減してしまいましたが…

2010年あたりのブログってほんと面白かったし情報として参考になったんだよな〜。その時は朝イチにfeedlyで流れてくる200本ぐらいの情報を、毎日バーッと目を通していましたね。ある意味酷かったですが(笑)

 

で、そうした広告ビジネスに加担したくないし、そんな広告収入を得たくないなと思いまして、この度YouTubeの広告をオフにすることにしました。このウェブサイトは実は昔に貼っていたことがあったのですが、今は全く何も貼っていません。

先日アップした動画も広告なしで再生されます。良いですね広告ないのは。

 

実は今までどこか広告収入に期待しているようなところがありましたが、そんな考えはもう終わりです。もっと自分の心に対して誠実に生きなければいけません。こんな時代だからこそ。

引き続き、このウェブサイトやYouTubeは何かしら更新していく予定ですが、今の行き過ぎた消費社会へのカウンターとしてボクなりの表現をしていけたら良いと思っています。

 

そう、まるでリチャード・ハミルトンのように。

ボクは1980年生まれで、80~90年代にかけて多くのモノがステレオタイプから代替していくのをなんとなく肌で感じていたオルタナティブ世代。なのでカウンターというよりもオルタナティブとして表現していきたいですね。