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Less is More(少ないことは豊かである) ということ

徳島県で映像クリエイターとして活動をしている、DAISUKE KOBAYASHIです🎣

わりとボクは名言のようなモノが好きだ。

自分が大切にしている名言は『温故知新』。古きを温め、新しきを知るという意味ですね。これは名言というか格言か。

10代の頃からずっと心に置いている格言でして、ボクの人生での基本となっており、何をするにも先ずは必ず温故知新を考えるようにしています。なぜなら過去は未来のためにありますからね。

だから、例えばボクの音楽の初期衝動はパンクですが、ルーツを辿ると必然的にジャズやブルースに行き着きます。なのでジャズの生まれた街ニューオリンズにまで実際に訪れたこともあるのです。逆を言えば「今」しか見ていないようなペラッペラな音楽が死ぬほど嫌いで吐き気がするほどです(笑)。それが例えセンス抜群でも。最近だと米津玄師やYOASOBIなんかはそれに当たるでしょうか(笑)。センスが良くてもどうしてもボクにはペラッペラに感じてしまうのです。

こうした格言や名言ってある種、言葉遊びのようなところもあったりすると思っていまして、そうした名言に出会うことででなんだか頭にすっと入ってきたり、クリエイティブになれたりしてすごい好きなんです。

北斗の拳であればそれぞれのキャラクターに必ず名言があるのですが、その名言こそがそのキャラクターのすべてを表していたりもするため、名言=個性ということができるのです。

因みにボクが北斗の拳で好きなキャラクターは『サウザー』と『雲のジュウザ』。

サウザーの名言は一般的には『退かぬ!媚びぬ、省みぬ!』といった、帝王ならではな一言だと思いますが、ボクが好きなのは『愛ゆえに人は苦しまねばならぬ!愛ゆえに人は悲しまねばならぬ!』『こんなに苦しいのなら悲しいのなら……愛などいらぬ!』と、愛を捨てることを決意した男(漢)の生き様の一言が好きなのです。人よりも愛が深く、そして純粋だからこそそうした決意をしたんでしょうね。そしてその後、死を前にすることでのカタルシス、あのシーンも大好きです。サウザーも良き強敵(とも)だったのです。

北斗の拳©

ジュウザの好きな名言は『俺は食いたい時に食い、飲みたい時に飲む』といった自由人な一言。ジュウザもサウザー以上にとんでもないほど愛の男(漢)なので、後半には自由よりも愛を取るため後半の名言も大好きなのですが、ボクはやっぱり前半の自由なジュウザの名言が大好きだったりするのです。

青年期のラオウが木を倒して鳥の卵を取ろうとしたら、卵がなくなっており、気がつくとジュウザがひょいと卵を取っており、『俺か?俺は食うだけ』と卵を食べてラオウに卵をぶつけるあのシーン。ラオウとトキの動と静の関係とはまた違った、バランスの取り方を表現したあのシーンが大好きなんです。

北斗の拳©

で、ここ最近とても好きな格言があるので記事を書いてみているのです。

『Less is More』。

「少ないことは豊かである」といった意味ですね。ボクはこの格言がとても好きなんです。

実はここ最近というか、2013年ぐらいにオーストラリアのバイロン・ベイに住んでいる時に出会った言葉でして、徳島県に定住してかれこれ8年近く…一軒家に住み、猫を飼い始め、家財道具も増え、結婚もし、子どもも生まれ、バイロン・ベイに荷物はバックパックに収まるだけで住んでいた『あの』気楽な毎日とはまったく違った生活を送るようになりましたが、『あの』時とは違うからこそ、もう一度 Less is Moreであることの重要さを考えているのです。

ボクの部屋を見渡してみればモノだらけ。使うのか使わないのか分からないカメラ機材やレンズたち。そして気がつけばAmazonで購入したモノの山。どこか外に出かけてもお金を使って消費をすることにどこか満足をしている日々。

バイロン・ベイに居た時は魚を釣ってそれを食べる日々がとにかく楽しかったし、ボクの大好きなビーチ『The Pass』で夕日を眺めているだけでも本当に楽しかった。

日本にはいないテイラーという魚を地磯まで行って釣って食べていた時は本当に楽しかった。ただそれだけで人生が楽しかったのです。

Less is Moreとともに、そんな日々を思い出しています。そして、少ないことの豊かさをもう一度心の底から感じられるよう、今の自分のライフスタイルを見つめなおしてみるためにこうして記事を書いてみました。

そして自分にとって、子どもにとって、家族にとって少ないことによって何が豊かなのだろうか?何が幸せなのだろうか?と、家族を形成したことで人として、クリエイターとして成長できればと考えているのです。

現在はLess is Moreな動きとして、昨年末に購入していたバックパックが届きまして(多分28リットル)、それとパタゴニアトートバック(60リットル)に入れられる分だけを家財道具としていこうと模索中です。先ずは物理的なモノから減らしていきます。

部屋の整理・収納にはバンカーズボックス

ここで書いた記事もある種それのひとつの表現でもあったのでした。

このLess is Moreの本当の考え方は、単にモノに限らず精神的により少ない方が豊かなんだと言うことだと思いますが(夕日を見て感動するとか)、未熟なボクは先ずはモノから取り掛かっているのです。

ムーミンの放浪キャラ「スナフキン」もこう言っています。

「何でも自分のものにして持って帰ろうとすると難しいものなんだよ。ぼくは見るだけにしてるんだ。そして立ち去るときにはそれを頭の中へしまっておくのさ。そのほうがかばんをうんうんいいながら運ぶより、ずっと快適だからね。」と。

Amazonで購入したモノが増える度に、ショーン・ペン監督の映画『Into the Wild』のワンシーンで、エミール・ハーシュ演じるクリスが食事をしている最中に両親に向かって「Things,things,things!」とキレるシーンを思い出していましたが、そんな日々ともおさらばしたいのです。そう、糖の塊を食する日々、モノを購入するだけで満足する日々、お金を稼ぐことで満足を得る日々とはもうおさらばしたいのです。

この映画のシーンでもウィリアム・ハート演じる父親に「難しいやつだな…」と嫌味を言われていますが、そうなんです。ボクもクリスと同様にきっと相当難しいやつなんです。

 

そしてちびまる子ちゃんのお父さんひろしは相当卓越した考えを持っていることがわかりますね(笑)。酒飲みですが…

さくらももこ©